第62回技能五輪全国大会 結団式

2024.11.12 [ ]

第62回技能五輪全国大会・第44回全国アビリンピックの結団式が、10月9日に長野県庁講堂で行われました。この大会は、令和6年11月22日(金)から25日(月)まで愛知県を中心に開催され、長野県技能五輪選手団16職種39名、アビリンピック選手団9種目9名が出場します。

結団式は、長野県職業能力開発協会の丸山将一会長のあいさつから始まりました。丸山会長は、「今年も多くの選手に出場いただけることがうれしい」と選手たちの頑張りを讃えるとともに「選手を派遣してくださる企業関係者をはじめとする多くの支援者に感謝を申し上げます」と謝意を述べました。また、新型コロナウイルス対策が見直され、本大会では一般観客の入場と対面での閉会式を行うことに触れ、「大勢の観客の中での競技で緊張するかもしれないが、体調管理に気をつけて、練習の成果を発揮して思い切って競技をしてほしい」とあいさつしました。

続いて、関昇一郎副知事が激励の言葉を述べました。関副知事は、長野県が急激な人口減少と少子高齢化の課題に直面していることに触れ、「長野県では市町村や経済界、団体と協力しながら人口増加戦略を作成している。目標は長野県の人口ピークの7割でも県民が快適に過ごせる社会であり、それらを支えるのは技術者が磨き、継承してきた技術である」と若い選手たちに期待を寄せました。

県旗授与に続き、長野県技能五輪選手団の紹介が行われ、選手団首相の生島初音さんが決意を語りました。「応援してくださる方々への感謝の気持ちを忘れず、全力で挑戦します。これまでの訓練と努力で培った技能を大会で発揮し、長野県のものづくりの力を精一杯アピールしてまいります」と力強く語りました。

長野県代表の選手たちが大会で見せる技の集大成が、長野県の誇りとして全国に響くことを期待したいと思います。

結団式2024_1

結団式2024_3

 

MENU