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鉄道車両整備士
檀原雅志さん
しなの鉄道

どうやったらなれるの?
鉄道整備士になるために必要な資格はありません。電気科や機械科がある工業高校や専門学校、大学を卒業後に鉄道会社に就職する人が多いようですが、専門の勉強をせず就職後に学ぶ人もいます。いずれの場合も、先輩について作業を覚え、検査技術を身につけていきます。一人前になるには、3~5年の実務経験を要します。
どんな人が向いている?
機械いじりが好きな人や電車に興味がある人が向いています。そして、電車の整備は一人ではできません。声を掛け合い、コミュニケーションを取りながら仕事をすることが大切なので、人と協力しながら作業を進めることができる人が向いています。
この仕事のやりがいは?
月検査後、90日後に事故なく無事に帰ってくると安心します。そして、私たちの整備によって多くの人の移動を支えていることは誇りであり、やりがいです。
この仕事の難しさは?
電車は何事もないように運行を維持するのが当たり前の世界なので、小さなミスでも許されない分、整備士の責任は重大です。そして、安全な運行はレールや電気系統といったハード面の整備と、乗務員や駅員といったソフト面の作業がうまくかみ合って維持されるので、不具合が発生した場合はどこに問題があるのか細かく確認する必要があります。
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自動車整備士
宮澤佳菜さん
ホンダカーズ長野中央

Honda全車種の販売店として、長野県内に15店舗を展開しています。ユーザーのニーズやライフスタイルに応え、生活に寄り添うカーライフパートナーとして新しいサービスや価値を提案し続けています。

どうしたらなれるの?
「自動車整備士」の国家資格は技能レベルに応じて一級、二級、三級、特殊に分類され、従来、現場で求められるのは二級以上です。取得するには、自動車整備の専門学校に通うのが一般的で、会社勤めをしながらの取得はなかなか大変です。なお、最近では女性の自動車整備士も増えてきました。
どんな人が向いている?
ものづくりが好きな人や、見ることでも乗ることでも「車が好き」な人が向いています。また、整備士は国家資格であり、試験に受からないと整備士にはなれないので勉強も不可欠。特に数学と理科の力が必要になるので、この2教科が得意な人は向いていますし、これから整備士をめざす人にはこの2教科を特に勉強したほうがよいとアドバイスしたいですね。
この仕事のやりがいは?
日々新しい情報が入ってくるおもしろさがあります。新しい車は続々と登場するので飽きることがない仕事です。また、時には車のパンク時の直し方などの講習会や乗り方のアドバイスを行うこともあり、お客様と良い関係づくりができるのはうれしく思います。
この仕事の難しさは?
新しい車が次々と登場する分、日々勉強していかないと対応できないので大変です。メーカーから送られてきた教材などをもとに勉強しますが、実際に車をいじって学んでいくことも多いですね。また、お客様の車を傷つけないことを一番に考え、預かった時よりもよい状態にしてお返しできるように心がけています。
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