pic_index_main

普段、通勤や通学で乗っている電車、いまや「一家に一台」といわれる自動車、工事現場で稼動するクレーン車やショベルカー、農作業に欠かせないトラクター……。現代人は、生活のあらゆるシーンで機械と関わっています。その機械が正確かつ安全に機能するように日々活動しているのが、「機械をいじる」仕事の人々。つくられたものを管理し、検査・整備する、まさに縁の下の力持ちです。

pic_index_01

主な職種

機械検査
工業製品の正確さを測る仕事です。機械部品の組み合わせが間違っていないか、動作がスムーズに行われているかなどを検査・測定します。生産現場での各工程チェック、恒温室における精密測定や検査まで作業範囲も幅広いことが特徴です。
機械保全
潤滑油が汚れていないか、部品が劣化していないかなど、工場に置かれている機械のメンテナンスを行う仕事です。機械系保全作業・電気系保全作業・設備診断作業の3分野があり、それぞれに専門知識が必要とされます。
産業車両整備
フォークリフトや特殊産業車両の整備・点検を行う仕事です。1級と2級に分かれており、1級では動力関係の整備、2級では部品関係の整備を行います。重たい荷物を運ぶ車両の整備なので、正確な判断が必要とされます。
鉄道車両製造・整備
一定期間稼動した鉄道車両を定期的に点検したり、分解して修理したり、運行と運行の合間に計器や装置に不備がないかを確認するのが主な業務です。鉄道は毎日多くの本数が運行されており、事故が起きると多くの人命が犠牲になる可能性もあるので、安全点検をする整備士の仕事は必要不可欠。整備ミスや小さな見落としが大惨事になりかねないため、常に細心の注意を払って丁寧なメンテナンスを心がけることが求められます。
油圧装置
油圧装置とは電気エネルギーを機械エネルギーに変換・伝達させる装置のことで、トラクターなどの車両、工場、アトラクションなどで使用されています。設計では、利用シーンを考えながら、設計と機械の配置を行います。
建設機械整備
クレーン車やショベルカーなど建設現場で使われる大型機械の整備と点検を行い、機械に十分な作業能力があるかどうかを認定する仕事です。建設現場での作業を熟知していなければいけないため、現場の管理者・監督者としての技能も必要とされます。
農業機械整備
トラクターやコンバインなど農作業に使われる農業機械の保守整備・点検から日々のメンテナンスを行う仕事です。1級と2級があり、それぞれに不良箇所を判断する能力と故障の予防・保守整備を行う能力が求められます。
自動販売機調整
キャビネット、搬出装置、抑制装置などが組み合わさってできている自動販売機を組み立て、正しく動作するように調整する仕事です。古い自動販売機を分解し、リフレッシュ品として作り変える大掛かりな作業も行います。
自動車工
エンジンやエアコンなど精密機械とシステムが集合した車の検査・診断・修理を行い、安全な動作が行われているか調べる仕事です。国産車はもちろん、海外産自動車の点検も行うため、自動車に関する幅広い知識が必要とされます。
pic_maintenance_navi_01
pic_maintenance_navi_02
pic_maintenance_navi_03
pic_maintenance_navi_04
MENU