Skip to content
 会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 日頃は、当協会の運営等に多大なご理解とご支援を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
 令和6年530日開催の「第46回通常総会」におきまして、会長に選任いただきました。会員の皆様方のご指導等を賜り、職責を果たしてまいりたいと存じますので、ご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 ウィズコロナの下での社会・経済活動の正常化により、県内経済は持ち直しの動きが続いているものの、国際情勢の不安定化や円安等に伴う物価上昇による影響など、予断を許さない状況が続いています。
 また、急速な少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少等により様々な業界での担い手不足が深刻化しています。一方で熟練技能者の重要性はますます増しており、彼らの知識と経験を次世代に継承していくことが急務となっています。
 当協会としても、国家検定制度である技能検定事業や若年技能者人材育成等支援事業(ものづくりマイスター派遣事業等)を積極的に推進し、職業能力の開発や国際競争力の源泉である優れた技能の継承・発展に取り組んでまいります。
 また、平成24年の「長野技能五輪・アビリンピック」の開催を契機に培われた 技能尊重の機運を引き続き大切にし、会員の皆様のご協力を頂きながら、「ものづくり長野」を全国にアピールできるよう、全国大会への出場選手の確保・支援に努めてまいります。
 検定職種の見直しや技能実習制度の改正など、技能検定制度を取り巻く環境も変化してきています。こうした環境の変化に適切に対応し、新たな時代のニーズに対応できる職業能力開発を推進できるよう、職員一丸となって事業運営に取り組んでまいりますので、会員並びに関係者の皆様の一層のご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
 結びに、会員の皆様方の益々のご発展・ご健勝をご祈念申し上げ、会長就任の挨拶といたします。
写真_丸山将一

    会長 丸山 将一