11月に栃木県を舞台に行われる「第55回技能五輪全国大会」「第37回アビリンピック」に出場する長野県選手団の団結式が、11月1日に長野県庁(長野市)の講堂で行われました。長野県選手団は、技能五輪選手団は20職種53名、アビリンピック選手団は10職種10名の総勢63名。
技能五輪選手団の主将を務めるのは「電子機器組立て」職種に出場する伊勢谷征洸さん(日置電機株式会社)。選手代表のあいさつでは、
「誇りと自覚、感謝の気持ちを持って参加したい。努力の成果を発揮し、ものづくりの技をとどろかせられるように頑張りたい」と語るとともに、
「大会まであと3週間。気持ちの整理をつけて残りの期間を頑張ってすごそう」と、前回参加した経験をもとに選手たちを励ましました。
アビリンピック選手団の主将は「ワード・プロセッサ」職種に出場する前川哲志さん(信州ビバレッジ)。「県内企業の障害者雇用率は4割が未達成。企業の障害者雇用のきっかけとなるようなパフォーマンスを発揮したい」と出場への抱負を語りました。